神明神社と道を一つへだっている。
島一番に信仰心の強い六兵衛が、安兵衛にゆずり受けお堂を建てたそうな。

毎月17日がお命日で、お年寄りの社交場にもなっているそうな。

昔はこの付近一帯が篠島の中心だったのか貝塚があった所で、今はガケになっている。

古城山妙見斉という曹洞宗の寺が建っていた所で、現在は旧篠島小学校の体育館がある。

ここの和尚等膳は徳川家康を駿河より救って当寺にかくまい岡崎へ無事送ったという。

小学校の校庭南の小道を東へまわり、坂道を北に折れてさらに登る。

水神天宮を祀った一帯が城山で、その昔の室賀氏の城跡である。

島に漂着された義良親王はこの城を御座所とされた。

天文年間（戦国時代）の建立。
本堂の屋根は銅板葺きだが、昭和57年に改造されたもの。

南知多三十三観音奥院。